
(写真はネットのサイトより、長野県原村から撮影)

(最高峰の赤岳2,899m、横岳側から撮影)
山梨県南アルプス市で開催で開催された南アルプス国立公園指定50周年記念式に、富士見町から議会議長と私(町長代理)が参加した。
学校登山 はじめに、パネルディスカッションが勉強になった。登山客と観光客は別のコンセプトとして考えないと混乱する。来る目的が違うのだから。
学校登山が減っているということがパネリストから繰り返された。残念だ。リスクが理由なら、ガイドを増やせばよい。苦労して山頂にたどり着いた時のあの感動Real thrill of Mountain climbingは無形の宝である。
富士見中学校はかつては八ヶ岳最高峰の赤岳に登っていたが、いつの頃からか硫黄岳噴火口で引き返すようになった。理由は知らないが、それでは八ヶ岳登山の醍醐味、感動を体感することなく、門前で引き返すようなものである。
ぜひ登山ガイドを増やして八ヶ岳を縦走する醍醐味を味あわせたい。横岳には鎖場やはしごのルートもあるが、よく整備されており、
3点確保で気を付けて昇り降りすれば滑落の危険はまずないはずだ。
(注)3点確保=両手・両足(4点)のうち、いつも3点は大地(はしご)に足場を確保しロープ(鎖)をしっかり握ること。
年々、保護者も学校側も「安全のために」登山を楽なものにしていく、または学校登山そのものを廃止する傾向があると、今日の南アルプス市のパネルディスカッションでガイドが言っていたが、「安全体制」をしっかり確保することを前提に、多少のスリルを味わう。日常生活でのリスクをとっさに回避する上でも必要だろう。
学校登山が廃止されるようになっているもう一つの背景は、学校の授業数の確保、ゆとりの確保もある。
- 関連記事
-