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教育長日記 | 子どものための富士見町史 | 読書・研究ノート | 長野県教育史研究 |
-長野県富士見町-
今ではすっかり有名になった詩人の吉野弘さんの「祝婚歌」(冒頭省略)。いろいろ困難はあったが、10年間、ひとっ走りで駆け抜けてきたが、今ほどこの詩をかみしめることが必要だと思っているときはない。互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気づいているほうがいい
立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には色目を使わず
ゆったりゆたかに
光を浴びているほうがいい
健康で風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そしてなぜ 胸が熱くなるのか
黙っていてもふたりには
わかるのであってほしい