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林業再生を都会の若者に託して村おこし

2014年08月20日
岡山県西粟倉村(にしあわくらそん)、森の学校・牧大介氏インタビュー  2013.02.21(木) 川嶋 諭    
経営力がまぶしい日本の市町村50選(6) 

西粟倉村は岡山県の最も山深い鳥取県との県境にある。林業と農業が主な産業で、ご多分に漏れず日本が戦後復興を果たしていく過程で取り残されてきた村である。(サイト「地域振興・世界が注目する岡山県西粟倉村の林業」より)

 岡山県の西粟倉村の取り組みが面白いのは、林業を再生しているのが、都会からやって来たIターン組であることだ。若い人たちが日本の将来を憂い、立ち上がったのである。日本の若者も捨てたものではない。
 しかし、林業を再生すると言っても簡単にはいかない。最大の問題は、地域に強く根づいてしまった「林業なんかとっくに終わっている」という固定観念だった。また、都会者が何しに来たんだという、日本だけでなく世界のどこにでもある強い抵抗とも戦わなければならなかった。
 「村の大切なお金を成功するとは思えない事業に使っている場合ではない。そんなもの、カネをドブに捨てるようなもんだ。それよりもっと福祉を充実させ、道路を直せ」というわけである。
 そのような意見が別に悪いわけではない。民主主義の日本では出てきて当然である。しかし、そういう抵抗勢力に打ち勝てなければ、新しいことができないこともまた事実。中国やシンガポールのようにはいかないのだ。
 西粟倉村の取り組みが面白いのは、林業を再生しようという若者たちが、前村長たちと協議して、政治の介入が起きにくくするような仕組みをまず作り上げてしまったことである。

日本の地域再生のモデルとして期待
西粟倉村のような取組みは、やればできる潜在的な可能性がある地域は多いが、いまのところライバルはいない。「大手と競合せずに十分に独自性を持とうとしています。
 木材加工のビジネスは4億か5億くらいの事業規模だと思っています。ほかの事業もあわせて、地域全体としては10億くらい。やみくもに大きくする必要はないと考えています。必要とあればノウハウも提供できます」

 2013年に森の学校は助成金に頼らず、自前の事業のみで黒字化に成功した。
西粟倉村は日本の地域再生の成功事例といえる。

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(2008/8/16)

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