あたたかい同僚関係
2008年10月17日
今から8年前、2000年4月から4年半にわたって、わたしは短大で講義をするかたわら、付属幼稚園長を兼任することになった。ほとんど毎日出かけていって先生たちと雑談をし、職員会議も主宰した。
園長時代にえ得られた経験を富士見町の保育園経営にぜひ活かしたい。わたしは、そう願って、当時書いた文章を連載することにする。
≪5月18日、わたしは56歳になったが、図らずも今年は忘れられない思い出の誕生日となった。この日に限って、幼稚園の先生方たちが「大事な用事がありますので、4時30分に幼稚園にお出掛けください」というのである。わたしは、同僚の研究室で時間のたつのも忘れて談笑に花を咲かせていたところ、携帯電話に「マイムマイム」のコールが鳴り始めた。電話口の向こうで「先生!時間をお忘れですか!」。わたしは、おおいに恐縮して、話を打ち切ってすぐに駆けつけた。
ところが、職員室の様子がいつもと違ってすこし変だ。カーテンが引かれて薄暗いのである。室内に入ってみて、わたしは思わず歓声をあげた。目の前の机の上にネーム入りのバースデーケーキがあり、ローソクも何本か立てられているではないか。笑顔の先生方が全員で「♪ハッピーバースデー!園長先生」と歌ってくれている間中、わたしは嬉しいやらちょっと恥ずかしいやら・・・。思えば園長冥利に尽きる一瞬であった。
ああ、学校でこんなにもあたたかい同僚関係があることを、わたしは久しく忘れかけていた。子どもたちの保育に、この人間的なチームワークがプラスに働かないわけがない。この園のかけがえのない大きな財産であると思った。≫
(長野県短期大学付属幼稚園・長野県短期大学付属幼稚園PTA編集・発行『手をつなごう<過程と幼稚園の往復通信>』2000年8月号、第84号より転載)。
このブログ、富士見町の保育士さんたちに届けよ!届け。
●南信地区図書館教育研究会。会場は富士見保育園、富士見小、富士見高原中、富士見町図書館。 絵本の読み聞かせの意義をテーマに、ノンフィクション作家の柳田邦男さんの講演会。ぼくの感想は別の日に。
園長時代にえ得られた経験を富士見町の保育園経営にぜひ活かしたい。わたしは、そう願って、当時書いた文章を連載することにする。
≪5月18日、わたしは56歳になったが、図らずも今年は忘れられない思い出の誕生日となった。この日に限って、幼稚園の先生方たちが「大事な用事がありますので、4時30分に幼稚園にお出掛けください」というのである。わたしは、同僚の研究室で時間のたつのも忘れて談笑に花を咲かせていたところ、携帯電話に「マイムマイム」のコールが鳴り始めた。電話口の向こうで「先生!時間をお忘れですか!」。わたしは、おおいに恐縮して、話を打ち切ってすぐに駆けつけた。
ところが、職員室の様子がいつもと違ってすこし変だ。カーテンが引かれて薄暗いのである。室内に入ってみて、わたしは思わず歓声をあげた。目の前の机の上にネーム入りのバースデーケーキがあり、ローソクも何本か立てられているではないか。笑顔の先生方が全員で「♪ハッピーバースデー!園長先生」と歌ってくれている間中、わたしは嬉しいやらちょっと恥ずかしいやら・・・。思えば園長冥利に尽きる一瞬であった。
ああ、学校でこんなにもあたたかい同僚関係があることを、わたしは久しく忘れかけていた。子どもたちの保育に、この人間的なチームワークがプラスに働かないわけがない。この園のかけがえのない大きな財産であると思った。≫
(長野県短期大学付属幼稚園・長野県短期大学付属幼稚園PTA編集・発行『手をつなごう<過程と幼稚園の往復通信>』2000年8月号、第84号より転載)。
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●南信地区図書館教育研究会。会場は富士見保育園、富士見小、富士見高原中、富士見町図書館。 絵本の読み聞かせの意義をテーマに、ノンフィクション作家の柳田邦男さんの講演会。ぼくの感想は別の日に。
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